住宅展示場

資料請求後は自動返信じゃない手作業の感謝メールを送ってほしい

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20081126_nonreplymail

ウェブページの資料請求フォームは、意外と入力しづらいものです。
姓と名が分けられていたり、ふりがなをふらせたり、それがカタカナだったりひらがなだったり、住所も県と市と町をバラバラに入力させたり、数字も全角だったりと、項目にエラーがあるとそのたびに入力し直したりして、とにかく面倒極まりないことには違いありません。
それぞれ住宅メーカーの都合というものがあるのかないのか…。
フォームを統一できないものかと考えたりするが、統一すれば統一したでプログラムによる自動入力でスパムの大発生もあるだろうから、いたちごっこ。

そんなことを思いながらもやっとの思いで入力し終わった情報を無事送信することができました。
果たしてちゃんと届いているのか、いまいちよく分かりませんね。
ウェブページの悪い点がここにあるわけです。
『インタラクティブなページ』つまり、情報発信側の一方的な提供ページではなく、閲覧する側も参加できる対話性のあるページと言いながら、電話などと違い、情報が本当に相手に伝わっているかどうかが分からないのです。

そんな理由から、『自動返信メール』と言って、住宅メーカー宛てに送信されてきた資料請求メールを受け取った瞬間、自動的に資料を請求した方へ定型文のメールで返信するといった仕組みのページが多くなりました。

でも、資料請求した方へ『資料請求いただきありがとうございます』の返信メールとは、この自動返信メールのことではありません。
あくまでも人の手で個別に送信する、資料を請求していただいた方への感謝を込めたメールのことです。

ちゃんと届いたことをお知らせすることだけが目的なら、自動返信メールで十分です。
しかし、これから家を建ててくれるかも知れない大切なお客様に、自社の資料を請求していただいた感謝メールを手作業で送れないような住宅メーカーはどうなのでしょうか?

ほんの数行の感謝メールを送るなんて作業は、慣れてしまえば5分もかからないはずです。
その程度の時間を割くことができないくらい多忙である、と言うことではなく、その程度のことでいちいち気をまわしてはいられない、と言うことなのでしょう。

そういう住宅メーカーから家を買うべきではないと思います。
施主の気持ちを踏みにじるような建物が建ちます。

日本最大級のインターネットショッピングモール『楽天市場』に参画している数多い企業は、モールが設定している自動返信メール以外に、必ず手作業で注文いただいたお客様に感謝のメールを送っています。

AMAZONも独自の手法で返信対応を行っています。

わたしはこれらのネットショッピングをたまに利用していますが、楽天市場は参画店舗に対応を一任しているようなので、対応がまちまちです。
ひどい店舗は出荷の案内メールすら送ってこないところも存在しますからね。
同じ楽天内のショップでも対応は千差万別。
こればっかりは買ってみないとわからないというのが実情。

それに比べるとAMAZONは対応が統一されていて、安心感があります。
たまに、購入手続き後の在庫切れなどがあったりしてがっかりすることがありますが、あれだけビッグショップになれば、あって然るべきなのかも知れません。
とはいえ、返品対応などはすばらしいものがあって、さらに返品率が高い商品は販売を休止するなど、トラブルを未然に防ぐ行動が高く評価できます。

というように、つまりは心の持ちようなのです。
感謝の気持ちを常に持ち合わせていなければ、ここまで徹底はできないでしょう。
住宅メーカーの仕組みそのものが、こういった作業を推奨していないのであれば、その住宅メーカー全体が感謝の気持ちを持っていないわけです。
感謝の気持ちがない住宅メーカーで家を建てるなんて事は絶対にしてはならないことです。

一日も早く資料が手元に届けばそれが一番なのですが、まずはお礼のメールを入れるのが最低のマナーではないでしょうか?
はじめから感謝の気持ちを表現出来ない会社は、建てている最中も住んでからもお客様に対する感謝の気持ちを表すことはできないと思います。

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