先日Buffaloのネットワークストレージ機器を購入した。
購入したのは、Amazon。
届いたその機器はストレージ関連品のため、必要なデータを保存したのだが、その数時間後、ガシャガシャと異音を発しはじめた。
あわててメーカーに電話をして聞いたところ、初期不良なので品物を返送して欲しい、とのこと。
すでにデータを保存してしまったので先に良品を送って欲しい、と依頼したところ、不良品の返送が先だと言う。
ちょっとした押し問答の後、Amazonから購入したことを告げると、Amazonなら交換依頼をすれば先に良品を送ってくれるはず、との答え。
ウェブサイトを見てみるとそのように書いてある。
と言うわけで、Amazonに返品交換依頼をウェブで行った。
とても簡単な手続きで良品を先行して送ってもらい、不良品にあるデータを良品に移行した後、無事不良品を返送した。
この秀逸な不良品返品対応に、Amazonの懐の深さを感じた。
メーカーすら対応しない良品先行送付。
こういった優れたシステムが、Amazonの利用者を増やしているのだろう。
価格ドットコムで商品価格を比較すると、どんな商品でもAmazonが安いというわけではない。
しかし、この神のような対応ができるショップはいったいどのくらいあるのだろうか?
少々高くても、このような神のごとく返品対応をしてくれるわけだから、Amazon以外で購入するのは精神衛生上も良くなかろう。
どんな商品であっても初期不良の可能性はある。
そのたびに、先行して不良品を返送しているようでは、イライラが募るばかりだ。
事実、価格ドットコムで最安店だった「○Cカ○○ト」というショップで、スティック型掃除機を購入したときも初期不良が発生した。
このショップも当然のごとく不良品の先行返送が条件だった。
仕方がないので先行して返送したところ、2日後にメールが来た。
「申告された不具合症状が確認できません。引き続き再現がしない場合、現品を返却させていただく場合がございます」
やっぱりここでも押し問答になったが、結局2週間経っても不具合が確認できないと言う理由で返却されてきた。
返却されてきた掃除機は、確かに購入当初に見られた不具合は発生しなかったが、それから約1年、保証期間が切れるのを見計らったように突然の故障。
このメーカーの掃除機は二度と購入しないと同時に、この「○Cカ○○ト」というショップでも買い物をしないと心に決めた。
もっとひどいのは「A○○l○」というメーカー。
購入したUSワイヤレスキーボードがタイプしても入力できないキーがある初期不良で、交換依頼をして不良品を返送したら、届いた交換品は修理品だった。
何で交換品が修理品だとわかったかというと、本来なら新品時に電池が入った状態で梱包されている商品なのに、電池が入っていない状態で梱包されてきたから。
その交換品のキーボードに電池を入れてみると、キーを叩くたびに電池付近からカタカタと音がして、ひどいときにはその振動で電源が切れてしまったりもする。
すぐに連絡してそのことを告げると、修理品であることを白状した。
チクチクとイヤミを言うと、きちんとした新品を送るので手元のキーボードは廃棄してくれ、と言う。
ところが、今度届いたキーボードはJISキーボード。
再び苦情を言うと、すぐにUSキーボードを送るので、手元のJISキーボードも廃棄して欲しいと。
おかげで、うちにはUSキーボードが2台、JISキーボードが1台の計3台のキーボードがある。
しかしパソコンは1台しかないので複数保有する意味が無い。
廃棄して欲しいと言われているが、JISキーボードは開梱すらしていないので捨てるのは気が引ける。
オークションとかには興味ないので、物入れの肥やしと化している。
初期不良品の対応方法の良し悪しは、そのショップの存続に関わる。
今すぐ使いたいから購入するわけで、返品などで使えるはずの時間を奪われてしまうと、本来の目的を果たすことが先延ばしになり、多大な時間を無駄遣いすることになってしまう。
どんなに安く買っても、初期不良の対応が悪い販売店で購入すると、結局高い買い物になってしまう。