住宅展示場

木造住宅を建てるなら木のことを勉強して木を好きになってほしい

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ハウスメーカーの展示場にいる営業マンは、建物の大半を占める『木』のことをよく知らないという人が多いような気がします。
鉄骨・プレハブ系のハウスメーカーならまだしも、木造住宅なら木の知識は当然と考えますが、どうやら窓口業務の方々へ知識を広めていないのかも知れません。

適材適所と言う言葉通り、建物の骨組みになる『木』はその場所ごとに材質を選んで組上げていきます。

木が好き

わたしは個人的に木造住宅が好きなのですが、それは本当に木が好きだからです。
木は、断熱性が高く、調湿作用があり、目などに与える刺激が小さいなど、人に心地良い感覚を与える素材です。
常に室内の湿度を適度に保つことにより、湿度の差が激しくならないように調湿しています。
断熱性はコンクリートに比べ高く、衝撃に対しても柔軟な変形によりショックを和らげています。
木材は紫外線を吸収しますので木材に当たった光が反射しても、その光に紫外線はほとんど含まれません。
防音という意味でもその効果は証明済みで、優しく適度に吸収し、適度に反射します。

木は身体に良い

そして何より身体に良いことがあげられます。
木は人の身体と心の部分に良い影響を与えます。
最近ではコンクリートの学校舎から木造の学校舎に変わってきている所もあるそうです。
それだけ人の身体や心の部分に影響を与えるのです。

木は暮らしを良くする

人間の病気の原因となる細菌類、カビ類、ダニ類は、適当な湿度・温度のときに、室内のほこりを栄養源にして繁殖します。
このため、室内を衛生的に保つためには、ほこりを取り除くとともに、細菌類などにとって好適な湿度、温度環境をつくらないことが重要になります。
木材には調湿性がある上、細菌類の繁殖を抑制する成分も含まれていますので、これら有害なものに対する効力は絶大なものと言われています。

とにかく木は良い

木材を多く使用した生活空間は、情緒を安定させることも明らかになっています。
森林浴の効果の主な成分といわれている『フィトンチッド』は、血圧が下がり、脈拍も落ち着くという効果もあるそうです。

木の持つ良さはこれだけではありません。
環境に優しく、地球温暖化にも役立ち…云々。
書き切れません。

木がとにかく好き

だからこそ、木造住宅を建てようと検討されている方は木の勉強をしてほしいのです。
そして好きになってほしいのです。

営業マンが家を作るわけではないので知っておく必要はない、と思われるますが、木を知らない営業マンが木造の住宅を心から好きであるとは言い難いですよね。

木造住宅が大好きな営業マンから家を買いたいものです。

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