最近はやたらと坪単価の安い住宅メーカーが増えてきています。
坪単価27万円!なんてところもあります。
こうなると大手の住宅メーカーの単価がものすごく高価なものに思えてきます。
事実高価なのですが…。
お客さんがそういった情報をチラシやホームページなどで見つけ、ある住宅メーカーの営業マンに
『この間、○○ハウスは坪単価27万円!と言う広告が新聞に入っていたんだけど、あれってホントなの?』
なんて質問をすると、ここぞとばかり営業マンは、
『○○ハウスは最初は安く提示してくるが、あれよこれよと巧みな話術でオプションが追加されて、気が付いたら坪単価65万円になってしまった、なんてことが日常茶飯事なんですよ。クレームも良く聞きますし…』
とか、
『○○建設は大工の手間代がすごく安いので、釘や金物など相当減らして施工しているんですよ。手抜きして安くしているんですよねぇ~』
などと、嘘か誠か分からないような悪口を並べる営業マンがいます。
聞いていて実に不愉快です。
仮にそういった悪口が事実であったにしても、悪口は悪口です。
他社を誹謗中傷して自社を持ち上げる。
その会社の理念が
『他社を蹴落とし自社をのし上げる』
であったにしても、お客さんとなる立場の人には関係ありません。
他社を誹謗中傷するよりも、他社の良い所を褒めたりする余裕があるところこそ、力のある住宅メーカーである象徴のように思えます。